【開催報告】「第104回総研セミナー」を開催しました
平成28年3月1日(火)にセルリアンタワー東急ホテル(渋谷)にて、「第104回総研セミナー」が開催されました。
今回の開催テーマは『東京都市大学が考える未来都市東京』
持続可能な未来都市東京の実現には、都市創造、都市環境、エネルギ、これらを下支えする科学技術など多方面での発展と相互の連携が極めて重要な課題となり、本学では、未来技術の創造に鋭意取り組むとともに、発展の母体となった東急グループ各企業との産学連携を一層強化し、大学・企業が地域社会と密接なつながりを持つ未来都市東京<渋谷、東急沿線>の実現に向けた将来計画を「アクションプラン2030」の中で進めています。
今回のセミナーでは、本学関係者及び学外から専門家をお招きし、未来都市実現に向けた各方面での基本戦略と本学が進める将来計画、そして未来社会における大学の責務について討議、発信することにより、大学・企業・地域社会が共に発展する一助となることを目的として開催されました。
当日は会場が満席となるほど多くの方々にご参加いただき、丸泉総合研究所所長による総合研究所及び総研セミナーについての紹介により開会となりました。
最初の講演では、東京急行電鉄株式会社 取締役常務執行役員 都市創造本部長 渡邊功氏による「未来都市東京<渋谷、東急沿線>」をテーマとした講演が行われ、引き続き、本学環境学部の涌井史郎教授による「ビヨンド2020・渋谷から世界に挑戦する」をテーマとした講演が行われました。
続く、前半最後の講演は、本学特別教授でもあり国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術戦略研究センター長も務める 川合知二教授による「日本の未来技術戦略をつくる」をテーマとした講演が行われました。
休憩を挟み行われた、後半最初の講演は本学客員教授であり東京工業大学特命教授も務める柏木孝夫教授による「どうする日本のエネルギー」と題した講演が行われ、柏木教授の講演に続き行われた文部科学省 科学技術・学術政策研究所所長 川上伸昭氏の講演では「これからの大学が社会において求められること」についてお話しをいただきました。
6人目の最後の講演では、本学の三木千壽学長による「未来都市実現に向けての東京都市大学の研究展開」と題した講演が行われ、盛会のうちに終了しました。
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