【開催報告】工学部都市工学科の今井龍一准教授が横浜企業経営支援財団「産学交流サロン(「「情報」と「産業」の融合」情報の活用と融合で社会の見守り、新価値創造を)にて講演を行いました
平成29年10月27日(金)横浜企業経営支援財団「大会議室」にて公益財団法人横浜企業経営支援財団が主催する横浜市内および広域連携大学などの協力により、知的財産の活用を探る場、研究者との交流を深める場として開催された技術セミナー(産学交流サロン)において、本学の工学部・都市工学科の今井龍一准教授が講演を行いました。
今井准教授は「未来の国土空間の見える化と安心・安全の社会構築について」と題して、都市活動の見える化と社会基盤の構築、見守り技術への応用について、人の動きの把握やインフラ把握の情報など、複数データ組合せにより作られる、質の高い価値ある情報が、ものづくりやサービスへの新たな足掛かりとなることについて様々な研究内容の紹介を行いました。
最初に点群データを活用した国土空間の管理方法、続いて、交通データを活用したヒトの動きの把握や予測として、熊本地震の際の人口推移のデータやさいたま市のバス停留所付近の渋滞改善の為の分析データを実施例として紹介を行いました。
また、交通管制システムなどの既存の情報収集手段を補完・拡充するこを目的に本学と阪神高速グループ、関西大学、大阪経済大学と共同開発を行っているTwitterクローリングシステムの紹介が行われました。
発表の最後には今井准教授も研究メンバーとなっており、「都市研究の都市大」プロジェクトとして魅力ある成熟都市形成に貢献するエイジングシティ総合研究を推進する総合研究所・未来都市研究機構の組織紹介や各研究ユニットの研究内容等の紹介も行いました。
多くの方々のご参加をいただき誠にありがとうございました。
■研究者情報:今井准教授の研究者情報はこちらをご覧下さい。
■参考リンク
【未来都市研究機構キックオフシンポジウム】
https://www.tcu.ac.jp/news/all/20170407-7875/
【未来都市研究機構概要】
http://miraitoshi-tcu.com/about