【出展報告】「人工知能・IoT・ビッグデータ分野における産学連携マッチングフェア」に出展しました
平成30年2月27日(火)に川崎市産業振興会館にて開催された「人工知能・IoT・ビッグデータ分野における産学連携マッチングフェア」(主催:株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO))に知識工学部情報通信工学科の無線システム研究室(岡野 好伸 教授)が出展し、製造・物流・倉庫や店舗等のRFIDの誤認識・誤動作防止による省力化・無人化の実現や、医療機器の電磁波による誤動作などを防ぐことが可能な電波吸収体に関する研究成果の展示・発表を行いました。
出展ブースには実際に電波吸収体の展示も行い、来訪者の方々もとても興味深くご覧になっていました。
本イベントは、人工知能・IoT・ビッグデータ分野において、新しい事業開発や研究開発テーマを模索している企業様と同分野において優れた研究シーズを保有する全国の大学等研究機関の研究者とのマッチングを図ることを目指し開催されたイベントで、本学出展ブースにも企業関係者など多くの方々にご来場いただきました。
また、出展者セミナーでは「製造・物流・販売の省力化・無人化のためのRFID支援技術」と題して講演を行い、セミナーにも多くの方々にご参加いただきました。
本学出展ブースへのご来場、セミナーへのご参加をいただき、誠にありがとうございました。
【出展内容】 IoTの普及で無線通信の利用は飛躍的に増え、周波数の利用帯域も拡大(無線タグの周波数変換、
プラチナバンド、無線LANの規格解禁等)していますが、その弊害として、RFIDの誤認識を代
表とした通信の干渉問題が発生しています。本研究では特定の周波数のみを通し、透明で後付け
設置も容易な、量産性に優れた電波吸収体を開発しています。製造・物流・倉庫や店舗等のRFID
の誤認識・誤動作防止による省力化・無人化の実現や、医療機器の電磁波による誤動作などを防
ぐことが可能となります。
■研究者情報:岡野教授の研究者情報はこちらをご欄下さい。
参 考:「人工知能・IoT・ビッグデータ分野における産学連携マッチングフェア」公式HP
http://matching-fair.jp/
研究成果の説明を行う
岡野教授
セミナーにて発表を行う
岡野教授
イベント会場の様子
セミナー会場の様子