【2020年1月15日、2月13日】東京都市大学特許セミナーを開催しました
『産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン』(平成28年度)によると、「大学は、日本の社会構造が急速に変化し、将来を見通すことも困難な状況となっている中で、官民だけでは対応できない社会的課題を解決に導き、アカデミアとして知の各領域のフロンティアを追究するエキスパートとしての役割が求められている。このため、大学は、公共財として、生まれた研究成果を、一層のスピード感をもって社会実装等を通じて社会へ還元することに加え、大学が自ら新たな社会的価値を創造し、日本社会をどう変えていくかについて提示していく必要がある。」とされています。
本学における知的財産に関しては、「東京都市大学産学官連携ポリシー」において、産学官連携により創出される研究成果の積極的な知的財産としての権利化を図るとともに「東京都市大学知的財産戦略」においても、本学で創出される知的財産を権利化し、社会へ発信することによりその価値を高めるとしております。
1月15日に工学部、2月13日に知識工学部向けに開催された本セミナーでは、発明の意味から特許制度の概要、特許を記載する明細書やその中の請求項の読み方などを、本学URAから解説し、本学における発明の届出などについて産学官連携センターから説明致しました。
一層本学の研究の発展、社会実装につながるよう、今後も継続してセミナーを開催したいと考えております。
【プログラム概要】
◆開催の挨拶
東京都市大学産官学交流センター
田中康寛教授(工学部)、丸泉琢也センター長(知識工学部)
◆ 特許制度について
研究推進部 板東嘉彦URA
◆東京都市大学における職務発明について
産学官連携センター 三島理夏
田中教授による工学部向けセミナーの挨拶
丸泉委員長による知識工学部向けセミナー挨拶
会場の様子
坂東URAの解説
産学官連携センターからの説明